2024年10月30日(水)、愛知教育大学教育未来館で、卒論の執筆前発表会が行われました。
この発表会後、1/10の締め切りまで、4年生は、ひたすら突き進みます。
卒論のタイトルは以下の通りです(前回の発表からかわった人もいます)
<都市地理>
南海トラフ地震津波被害予想地域の防災における自助・共助・公助の関係性
名古屋市における外国人留学生の空間認知
「推し活」のライブ遠征にみるファンツーリズムの観光行動
場所イメージから見る「デート行動」と「告白行動」
コスプレを介した国際的ネットワークの構築
経営者のライフヒストリーにみる個人ラーメン店の出店行動の地理学的研究
カフェにおけるサードプレイスと立地の場所性ーブルーボトルコーヒーを事例にー
「地域」を表象する動物園の展示ー変化する名古屋市東山動物園を対象としてー
<自然地理>
静岡県浜松市浜名区引佐地区におけるユーカリ栽培の経営形態
かわまちづくりの現状とその課題―愛知県清須市に流れる庄内川を事例に―
街路樹の景観の歩行者評価からみる都市の魅力
都市公園が公園利用者の健康関連QOLに及ぼす影響
パワースポットの立地の特色に関する研究
低炭素農業の持続化に向けた現状と課題ー愛知県田原市の菊栽培を事例にー
<地理教育>
副読本による鉄道忌避伝説の再生産の現状ー愛知県岡崎市を事例にー
過疎地域における都市農村交流施設としての廃校活用実態
小規模特任校における児童生徒の地域認識と心像環境の検出ー西尾市立佐久島しおさい学校を事例にー
福岡県における通学区制の進路選択への影響
社会科教師・地歴史科教師のライフヒストリーから見る地理教育観の形成要因
子どもの地域認識・地域愛着にみる地域学校協働活動の役割
2024年8月3日(土)、愛知教育大学教育未来館で、令和6年度愛知教育大学地理学会が開かれました。
学生、院生が約60名、会員が約35名参加しました。
今回は、例年よりもひと月ほど開催が遅かったことから、OBOGたちが大勢参加してくれました(教員が夏休みにはいっているため、参加しやすかったとみれらます)。
藤田会長のお話のあと、総会があり、新納伶奈先生(昨年度卒業)、伊藤淳先生(小碓小学校教諭、本学会評議員)の発表がありました。
最後は今年度愛教大にお迎えした富田啓介准教授の講演がありました。多くの著作のある富田先生ですが、今回はご専門の湿地についておはなしいただきました。
発表や講演では、いつもよりさかんな意見交換が行われました。
最後になりますが、OBOGのみなさん、この学会で集まって、旧交を温めてはいかがでしょうか。今回若いOBOGたちが集まって楽しそうに話をしている姿はいいものだなと思ったからです。地理学会を利用してもらえたら、学会の運営サイドとしてもうれしいです。
次年度、多くのOBOGのご出席をお待ちしています。
以下の通り、愛教大地理学会を開催します。
ご参加ください。
2024年8月3日(土)12:30〜17:00
12:30〜 受付 (愛知教育大学 教育未来館3F 多目的ホール)
12:40〜13:40 役員会 (愛知教育大学 教育未来館3F 3C講義室)
13:50〜14:20 総会 (以下,愛知教育大学 教育未来館3F 多目的ホール)
14:30〜15:00 発表① 新納伶奈(三重県鈴鹿市立白子小学校講師)
「へき地における観光教育の可能性−児童の地域認識の変容に焦点をあてて−」
15:10〜15:40 発表② 伊藤淳先生(名古屋市立小碓小学校教諭、愛教大地理学会評議員)
「学びの責任は誰のもの?」
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 講演 富田啓介先生(愛知教育大学准教授)
「小さな湿地から得られる大きな学び:『湧水湿地』の理解と地域社会への活用」
17:00 学会終了
以上です。
2024年5月8日(水)、愛教大教育未来館多目的ホールで、卒業論文のテーマ発表会が開かれました。
昨年度もなかなかの発表でしたが、今年度の4年生もレベルの高い内容になっていました。
5分の発表、5〜10分の質疑応答では、質疑応答が活発になされ、卒業論文をみなでよいものにしていこうという雰囲気にあふれていました。
卒業論文のタイトルは以下の通りです。
<都市地理>
名古屋市における外国人留学生の空間認知
場所イメージからみる「デートスポット」
「地域」を表象する動物園の展示―変化する「名古屋市東山動植物園」を対象としてー
コスプレ文化を介した国際的コミュニティの形成と発展
カフェにおけるサードプレイスと立地の場所性ーブルーボトルコーヒーを事例にー
「推し活」のライブ遠征にみるファンツーリズムに関する観光行動
職人のライフヒストリーにみる個人ラーメン店の出店行動の地理学的研究
南海トラフ地震津波被害予想地域における自助・共助・公助の関係性
<自然地理>
低炭素農家の持続化に向けた現状と課題ー愛知県田原市の菊栽培を事例にー
街路樹の景観の歩行者評価からみる都市の魅力
パワースポットの立地の特色に関する研究
都市公園が公園利用者の健康関連QOLに及ぼす影響
都市開発を妨げる要因としての河川―名古屋市に流れる庄内川を事例としてー
日本の動物園におけるコアラ飼料としてのユーカリ供給システム
<地理教育>
子どもの空間認知にみるコミュニティ・スクール
離島の学校に通う児童生徒の地域認識と変容ー西尾市立佐久島しおさい学校を事例にー
過疎地域における廃校活用施設の運営実態と地域の関係
中学校社会科教師のライフヒストリーからみる地理教育観の形成要因
福岡県における通学区制の進路選択への影響
小学校区単位での地域学習用副読本の作成―半田市立半田小学校を事例に―
2024年2月10日(土)卒論最終発表会が行われました。
4年生は24名いますので、9:10〜18:10までの長丁場でした。
レベルが高かったので、2、3年生も刺激を受けたのではないでしょうか。
学部生での発表はなかなかやるなと思います。がんばってほしいと思います。
4年生の中には、3月に行われる日本地理学会で発表する者が4名いるようです。
卒論の最終タイトルは以下の通りです。
<都市地理>
大都市ターミナル駅の場所イメージをめぐる地理学的研究―名古屋駅を事例に―
若者からみる夜の盛り場―名古屋市「栄」地区を事例として―
名古屋市における葬送空間の変容
都市鉄道における観光利用の可能性―名古屋鉄道を事例に―
トレーニング・コミュニティ形成の地理学的研究―名古屋市のトレーニングジムを事例としてー
シングルファザーが孤立する空間と近代家族観
三重県鈴鹿市におけるモータースポーツ・ツーリズムーモータースポーツ・ツーリストの観光行動とまちづくりー
地理的スケールの多層性にみる政治家の「地元」認識とその差異―選挙制度改革の目指した政治態度をめぐって―
<農業地理>
出店農家からみたオアシス21オーガニックファーマーズ朝市村の存在意義と課題
愛知県東三河地域における養鶉業地位の脱産地化
愛知県岡崎市におけるこども食堂の展開とその要因
愛知県安城市における冬春きゅうり生産への生物農薬導入の普及過程
学校給食における地場産物活用システムの推進要因―静岡県袋井市を事例に―
愛知県のエコフィード流通における中間業者の役割
愛知県知多地域における採卵養鶏農家の存続とその要因
ウナギ流通において産地問屋が果たす役割とその流通形態-愛知県豊橋市を事例に-
<地理教育>
身近な地域の学習を活用した多文化共生教育の実践と効果―外国籍児童が少ない学級を対象に―
東海地区における弓道具消費者の購買行動に関する地理学的考察
中学生における原風景の特徴と形成要因―愛知県名古屋市の中学生を事例に―
愛知県の高等学校における修学旅行の現状と課題
スポーツ愛好者を対象にしたスポーツ活動と地域愛着との関係―愛知県刈谷市を事例として―
へき地における観光教育の可能性―児童の地域認識の変容に焦点をあてて―
小学校社会科におけるGISを活用した授業実践の有効性と課題
時間的距離と幼少期の経験が与える場所イメージ形成の差異―東京ディズニーリゾートを事例に―
2023年10月25日(水)9:30〜18:00まで、4年生卒論執筆前発表会が行われました。
9月に行われた中間発表からひと月しかたっていませんでしたが、それぞれが一歩、二歩すすめての発表内容でした。
今後は、1月10日の卒業論文提出日までに、論文を完成させることになります。
がんばってください!
論文題目は以下の通りです。
<都市地理>
墓地に見る葬送空間の変容ー名古屋市の墓地を中心にー
都市鉄道における観光利用の可能性ー名古屋鉄道を事例にー
スポーツイベント観戦者の観光行動特性と地域の取り組みとの関係性ーF1日本グランプリを事例にー
大都市ターミナル駅における場所イメージをめぐる地理学的研究ー名古屋駅を事例にー
政治家の地域代表をめぐる地域的差異とその空間的要因-衆院選候補者がとる「地元」戦略の分析から-
名古屋市におけるトレーニング・コミュニティの形成ートレーニングジムを事例としてー
シングルファザーが孤立する場所ー「近代家族観」と「資本主義社会」がもたらす孤独感ー
若者からみる夜の盛り場ー名古屋市「栄」地区を事例としてー
<農業・経済地理>
愛知県知多地域における採卵養鶏の存続要因
愛知県岡崎市におけるこども食堂の展開とその背景
愛知県東三河地域における養鰻業の流通形態
愛知県におけるエコフィード生産・供給の取引関係の実態
愛知県における養鶉業の存立構造
有機直売市が農家に対して果たす役割と課題ー名古屋市のオアシス21オーガニックファーマーズ朝市村を事例にー
学校給食における地場産物活用の推進要因ー静岡県袋井市を事例にー
施設園芸農業における天敵農薬の導入ー愛知中央きゅうり部会を事例としてー
<地理教育>
中学生における原風景の地理学的考察ー愛知県名古屋市の中学生を事例にー
地域学習を活用した多文化共生教育の実践と効果ー外国籍児童が少ない学級を対象にー
弓道具消費者の購買行動に関する地理学的考察ー東海地区を事例にー
他地域との交流学習によって自己の地域をとらえなおさせる小学校における観光をもちいた授業の実践と課題
時間的距離と幼少期の経験が与える場所イメージの差異ー東京ディズニーリゾートを事例にー
住民のスポーツ体験が地域愛着に及ぼす影響
修学旅行の観光化にみられる地域差とその要因
小学校社会科におけるGISを活用した授業実践と導入に向けた課題
2023年7月1日(土)、愛教大教育未来館多目的ホールで、令和5年度愛知教育大学地理学会が開催されました。
参加者は、学部生を中心に、OBOGのみなさん、一般のかたを含めて、約110名にご参加いただきました。
質疑応答でも意見や感想がたくさんでていました。
12:30〜 受付 (愛知教育大学 教育未来館3F 多目的教室)
12:40〜13:40 役員会 (愛知教育大学 教育未来館2F 2A教室)
13:50〜14:20 総会 (以下,愛知教育大学 教育未来館3F 多目的教室)
14:20〜14:40 発表① 新入生歓迎巡検の報告
14:40〜15:10 発表② 深谷柊太先生(愛知県日進高等学校 講師)
「地域調査指導未経験者のためのリーフレット作成とその課題―高等学校『地理総合』を例にして―」
15:10〜15:40 発表③ 伝甫直幸先生(北海道枝幸町立目梨泊小学校 教諭)
「小学校や中学校における、児童生徒が自分ごとと捉えるための社会科授業づくり―勤務校の経験を通して―」
15:40〜15:50 休憩
15:50〜16:50 講演 寺本 潔先生
(元愛知教育大学教授、東京成徳大学特任教授、玉川大学名誉教授)
「ふるさとや日本の魅力を探究できる観光教育のすすめ」
17:00 学会終了
藤田佳久会長の挨拶
中西悠先生に総会の司会をお願いしました。
学部4年の早川凌矢さんに「新入生歓迎巡検」の様子を発表してもらいました。
令和4年度卒業の深谷柊太さん(日進高校)が、「地域調査指導未経験者のためのリーフレット作成とその仮題」(令和4年度最優秀卒業論文)を発表してくれました。
卒業生の伝甫直幸(北海道枝幸町立目梨泊小学校)さんが、 「小学校や中学校における、児童生徒が自分ごとと捉えるための社会科授業づくり―勤務校の経験を通して―」を発表してくれました。
そして、最後の講演は、寺本潔先生(元愛知教育大学教授、東京成徳大学特任教授、玉川大学名誉教授)でした。
観光教育について、熱くかたってくださいました。
次年度も6月末から7月にかけて行う予定です。
どうぞみなさま、お越し下さい。